ホーム/製品紹介/蓄光製品/高輝度蓄光式屋外用案内標示板

高輝度蓄光式屋外案内標示板

(アルシオールサインプレート)

線路脇の電柱に巻き付けられた矢印付きハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)

高輝度蓄光式屋外用案内標示板の特徴

(アルシオールサインプレート)

  • JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)及び JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)規定のII類(励起停止後、720分後のりん光輝度 10mcd/m2以上)に区分され、業界一の発光性能を有します。

  • 夜間に発生した停電を伴う災害時に、安全かつ迅速に所定の避難場所への避難誘導が可能です。

  • 優れた耐久性とそれを裏付ける数多くの長期間の使用実績から業界唯一の5年保証を実現しました。

  • 現時点において発光性能の保証をしている製品は唯一 ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール」のみです。

  • 長期の屋外使用において著しい破損や劣化、発光能力の低下がなく、表示板・標識としての機能を維持します。

  • JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)及び JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)において求められる耐久性試験(JIS Z 9096:床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン 全16項目)に完全適合しています。

    ※JIS  Z 9097及びJIS Z 9098で規定されている蓄光式避難誘導標識は屋外の中でも最も過酷な環境の場所に設置される可能性が高く、命に直結する標識であることから、JIS Z 9097及びJIS Z 9098の耐久性基準は蓄光関連の耐久性基準の中でも最も厳しい基準であるJIS Z 9096が採用されています。

  • アルシオール製品は20年以上にわたる多数の設置実績を有しますが、蓄光性能の劣化事例は現在まで一例も報告がありません。

  • 登録番号:KT-120031-A

  • 登録年度:2008年

  • JIS Z 9096(床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン)完全適合品として登録されています。

  • 電気が不要なため、配線・配管等の工事が不要です。

  • 蛍光灯やバッテリー等の交換・メンテナンスが不要であり、維持管理にコストがほとんどかかりません。

高輝度案内表示板について

蓄光式案内表示板とは

  • 屋外に設置できる蓄光機能付き案内表示板です。
  • 災害時に必要となる「非常電話」や「通報装置」の表示板としても使用できます。
  • トンネル内の再帰反射機能付高輝度蓄光式表示板はこちらをご参照ください。
    アルミ基板に蓄光表示板を貼り付ける仕様、蓄光表示板の表面に文字やデザインのフィルムや再帰反射シートを貼る仕様や、象嵌一体成形での製作も可能です。

蓄光式案内表示板一例

東京都立川市の応急給水拠点を示す明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)東京都立川市の応急給水拠点を示す暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)
ムーミンバレーパークに施工されている写真スポットを示す明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)ムーミンバレーパークに施工されている写真スポットを示す暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)
蓄光 誘導標識 高輝度蓄光式 屋外用 案内標示板非常電話を示す暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)

 

事故時に使用する通報装置の使用方法が表示された明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)事故時に使用する通報装置の使用方法が表示された暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)
非常電話を示す明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)非常電話を示す暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)

災害種別避難誘導標識一覧

図柄標識名向き素材規格品サイズ厚さ
(mm)
重量
(kg)
図記号が避難場所の明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)避難場所左・右ハードタイプ150 x 1505・100.3・0.6
300 x 3005・101・2
フレキシブルタイプ150 x 1503・50.2・0.3
300 x 3003・50.7・1
図記号が津波避難場所の明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)津波避難場所左・右ハードタイプ150 x 1505・100.3・0.6
300 x 3005・101・2
フレキシブルタイプ150 x 1503・50.2・0.3
300 x 3003・50.7・1
図記号が津波避難ビルの明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)津波避難ビル左・右ハードタイプ150 x 1505・100.3・0.6
300 x 3005・101・2
フレキシブルタイプ150 x 1503・50.2・0.3
300 x 3003・50.7・1
図記号が避難所の明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)避難所左・右ハードタイプ150 x 1505・100.3・0.6
300 x 3005・101・2
フレキシブルタイプ150 x 1503・50.2・0.3
300 x 3003・50.7・1
図記号が矢印の明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)方向矢印左・右ハードタイプ150 x 1505・100.3・0.6
300 x 3005・101・2
フレキシブルタイプ150 x 1503・50.2・0.3
300 x 3003・50.7・1

素材の種類

高台へ避難している絵柄の津波避難誘導標識ハードタイプ

ハードタイプ

看板用:5mm
床 用:10mm

高台へ避難している絵柄の津波避難誘導標識フレキシブルタイプをR形状に曲げている様子

フレキシブルタイプ

厚み:3mm
  :5mm

活用事例

災害種別避難誘導標識とは

  • 災害時(洪水、内水氾濫、高潮・津波、土砂流、崖崩れ・地滑り、大規模な火事等)一昼夜を通し避難所・避難場所へ安全に誘導する避難誘導標識、及び避難所・避難場所に設置される避難場所標識です。
  • 2014年9月に JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)が制定されました。
  • その後に津波以外の災害種別についても同様な避難対策を整備する緊急性を考慮され、2016年3月に JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)が制定されました。
  • その付属書Hで夜間の避難(暗闇)対策として蓄光式避難誘導標識が規定されました。
  • 弊社は災害が夜間に発生した場合の暗闇対策として ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール」(蓄光製品)を提供しております。

    • 規格品一覧はこちらをご参照ください。
    • アルミ基板に蓄光式誘導標識を貼り付ける仕様、蓄光表示板の表面に文字やデザインのフィルムや再帰反射シートを貼る仕様や、象嵌一体成形での製作も可能です。

避難場所図記号(矢印と組み合わせて使用)

避難場所へ避難している絵柄
高台へ避難している絵柄
ビルへ避難している絵柄
建物へ避難している絵柄

避難場所

津波避難場所

津波避難ビル

避難所

災害種別図記号

水位が上がっている絵柄
高い波が押し寄せている絵柄
上流から岩などが流れてきている絵柄
崖から岩などが落下している絵柄
建物が燃えている絵柄

洪水・内水氾濫

津高潮・津波

土石流

崖崩れ・地滑り

大規模な火事

施工事例

線路脇の電柱に巻き付けられた明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)の拡大図線路脇の電柱に巻き付けられた暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)の拡大図
大浦小学校津波避難所へ誘導する左矢印と80メートルが標示された明視下のハイブリッドストーン アベイラスサインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)大浦小学校津波避難所へ誘導する左矢印と80メートルが標示された暗視下のハイブリッドストーン アベイラスサインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)
千葉県長生村の築山公園型津波避難場所に避難場所であることを標示する明視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)千葉県長生村の築山公園型津波避難場所に避難場所であることを標示する暗視下のハイブリッドストーン アベイラス アルシオール サインプレート(高輝度蓄光式屋外用案内標示板)

避難場所への高輝度蓄光式誘導標識
(電柱巻きタイプ)

避難場所への高輝度蓄光式誘導標識

高輝度蓄光式避難場所標識

発光性能(蓄光材料のりん光輝度)

  • ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール サインプレート」は JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)及び JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)に規定のII類(励起停止後、720分後のりん光輝度 10mcd/m2以上)に区分されます。

  • Ⅱ類標識の基準(720分後、10mcd/m2)に対して、「アルシオール サインプレート」は業界一の発光性能を有します。

JIS Z 9097・9098 蓄光材料のりん光輝度規定値

区分 励起停止後、720分後のりん光輝度
II類 10mcd/m2以上
Ⅰ類 3mcd/m2以上(10mcd/m2未満)
比較表がすべて表示されていない場合、右へスクロールしてください。
試験方法:試験見本をJIS Z 8703に規定する状態で保管する。その後、JIS Z 8902に規定するキセノンランプを用い、紫外線強度400μW/cm2で60分間照射し、照射を止めた後、20分、60分、120分及び720分後のりん光輝度を測定。

アルシオール サインプレート 発光性能データ

ハイブリッドストーン アベイラス アルシオール製品の発光減衰グラフ

図記号の大きさ

  • JIS Z 9097及び JIS Z 9098には輝度区分と標識に用いる図記号の大きさについて次のような例示がなされています。

    「参考までに使用可能となるりん光輝度及び蓄光式津波避難誘導標識に用いる図記号の大きさは、幅18mの2車線道路における交差点において、対角距離の視認性を考慮すると

    • I類の場合は、600mm × 600mm + 600mm × 600mm (図記号+矢印)
    • II類の場合は、300mm × 300mm + 300mm × 300mm (図記号+矢印)

    が目安となる。」

  • ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール サインプレート」はII類に区分されるため、300mm × 300mm + 300mm × 300mm (図記号+矢印)が目安になります。

耐久性能

  • ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール サインプレート」は耐久性試験(JIS Z 9096:床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン 全16項目)に唯一完全適合しています。

  • JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)の解説には耐久性やその他の性能について「海沿いの道路脇は屋外の中でも最も厳しい環境の場所の一つであること、津波避難誘導標識は人命に直結した標識であることからJIS Z 9096の性能基準を採用した」と記載されており、蓄光関連の耐久性基準の中でも最も厳しい基準であるJIS Z 9096が採用されています。

JIS Z 9096 の要求性能(16項目)

1. りん光材料の昼間の色 5. 耐燃性 9. りん光材料のりん光輝度 13. 曲げ強度
2. 耐候性 6. 耐湿性 10. 粘着力 14. すべり抵抗
3. 耐衝撃性 7. 耐ふき取り性 11. 耐摩耗性 15. 凍結融解性
4. 耐水性 8. 表面印刷の付着性 12. 耐薬品性 16. 耐汚染性
比較表がすべて表示されていない場合、右へスクロールしてください。

なぜ蓄光材料が有効か

  • 大地震時等にはライフラインが寸断され、停電状態での避難になることが十分想定されます。

  • 昼間の避難であれば、一般の避難誘導標識などによる誘導が可能ですが、避難が夜間の場合(特に暗闇の中)移動すら困難な状況となります。

  • ソーラーパネル+蓄電電池システムを使用することは可能ですが、蓄光材と比較すると、下記のような問題点があります。

蓄光材とソーラーシステムの比較

ソーラーシステムの問題 蓄光材料の長所 ※
直射日光が当たらないと蓄電しない(曇りや雨の日が数日続くと機能しない=避難に死角が生じる) 紫外線を吸収して発光するため、晴天・曇天・雨天など天候に左右されることなく確実に発光する。
メンテナンスが必要(定期的に蓄電池やランプの交換やパネルの掃除が必要) 蓄電池やランプが使用されていないため、メンテナンスが一切不要。
ライフサイクルコストが高い(イニシャルコスト高+維持管理費) ライフサイクルコストが低い(イニシャルコスト低+維持管理費が不要)
故障や破損、メンテナンス不足等により全く機能しないリスクがある。 部品の取り替えやメンテナンスが不要なため、確実に機能する。

比較表がすべて表示されていない場合、右へスクロールしてください。

※JIS Z 9096・9097・9098に完全適合している場合です。

他社製品劣化事例

  • JIS Z 9097及び JIS Z 9098の性能基準は過去に起こっていた多くの劣化事例を未然に防ぐ目的でJIS Z 9096の性能基準を採用しています。

  • 下記は JIS Z 9097及び JIS Z 9098が制定される前に設置された他社製品の劣化事例です。(JIS Z 9096の性能基準である16項目に適合していない製品)

  • 劣化内容としては、

    • 表面シートの劣化による膨れ、シワ及び剥れ
    • 表面シートの変色及び印刷の劣化
    • 標識プレートの変形
注意書き:
他社製品の劣化写真は、一定期間(長年)使用され、劣化した一般安全・案内標識及び蓄光標識等を当社がそのまま撮影したもので、当社製品をそれらと同条件・同期間置いた場合に、当社製品の確実な優位性を保証するものではありません。