高輝度蓄光式屋外案内標示板
(アルシオールサインプレート)
自然光(太陽光)や照明光を吸収し、夜間、高輝度に自発光する性質を持つ標示板です。
夜間における歩行者向け案内表示に有効です。

高輝度蓄光式屋外用案内標示板の特徴
(アルシオールサインプレート)
極めて高い発光性能
業界唯一の10年間の発光性能保証
JIS Z 9097 及び JIS Z 9098 規定のII類(励起停止後、720分後のりん光輝度 10mcd/m2以上)に区分され、業界一の発光性能を有します。
夜間に発生した停電を伴う災害時に、安全かつ迅速に所定の避難場所への避難誘導が可能です。
優れた耐久性とそれを裏付ける数多くの長期間の使用実績から業界唯一の10年保証を実現しました。
現時点において発光性能の保証をしている製品は唯一 ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール」のみです。
NETIS登録製品
優れたコストパフォーマンス
登録番号:KT-120031-A
登録年度:2008年
JIS Z 9096(床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン)完全適合品として登録されています。
(NETIS…国土交通省新技術情報システム)
電気が不要なため、配線・配管等の工事が不要です。
蛍光灯やバッテリー等の交換・メンテナンスが不要であり、維持管理にコストがほとんどかかりません。
極めて優れた耐久性
長期の屋外使用において著しい破損や劣化、発光能力の低下がなく、表示板・標識としての機能を維持します。
20年以上にわたる多数の設置実績を有しますが、蓄光性能の劣化事例は現在まで一例も報告がありません。
JIS Z 9097 及び JIS Z 9098 において求められる耐久性試験(JIS Z 9096:床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン 全16項目)に完全適合しています。
※JIS Z 9097及びJIS Z 9098で規定されている蓄光式避難誘導標識は屋外の中でも最も過酷な環境の場所に設置される可能性が高く、命に直結する標識であることから、JIS Z 9097及びJIS Z 9098の耐久性基準は蓄光関連の耐久性基準の中でも最も厳しい基準であるJIS Z 9096が採用されています。
※JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)
津波が発生した時、安全な場所へ避難する際に利用する津波避難誘導標識システムについて規定しています。暗闇対策の一つとして、屋外で使用する際の「蓄光」の性能及び試験方法が初めて示されました。
※JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)
JIS9097で規定された津波以外の自然災害のうち改正災害対策基本法による異常な現象の種類である洪水、内水反乱、高潮、土石流、がけ崩れ、地滑り、大規模な開示の6種類が規定されました。暗闇対策の一つとして、屋外で使用する際の「蓄光」の性能及び試験方法が初めて示されました。
高輝度案内表示板について
蓄光式案内表示板とは
屋外に設置できる蓄光機能付き案内表示板です。
災害時に必要となる「非常電話」や「通報装置」の表示板としても使用できます。
蓄光式案内表示板 施工例
災害種別避難誘導標識とは
災害時(洪水、内水氾濫、高潮・津波、土砂流、崖崩れ・地滑り、大規模な火事等)一昼夜を通し避難所・避難場所へ安全に誘導する避難誘導標識、及び避難所・避難場所に設置される避難場所標識です。
2014年9月に JIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)が制定。
その後に津波以外の災害種別についても同様な避難対策を整備する緊急性を考慮され、2016年3月に JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)が制定。
その付属書Hで夜間の避難(暗闇)対策として蓄光式避難誘導標識が規定されました。
アルミ基板に蓄光式誘導標識を貼り付ける仕様、蓄光表示板の表面に文字やデザインのフィルムや再帰反射シートを貼る仕様や、象嵌一体成形での製作も可能です。
避難場所図記号(矢印と組み合わせて使用)




避難場所
津波避難場所
津波避難ビル
避難所
災害種別図記号





洪水・内水氾濫
高潮・津波
土石流
崖崩れ・地滑り
大規模な火事
災害種別避難誘導標識 一例
避難場所への高輝度蓄光式誘導標識
(電柱巻きタイプ)
避難場所への高輝度蓄光式誘導標識
高輝度蓄光式避難場所標識
災害種別避難誘導標識一覧
図柄 | 標識名 | 向き | 素材 | 規格品サイズ | 厚さ (mm) | 重量 (kg) |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 避難場所 | 左・右 | ハードタイプ | 150 x 150 | 5・10 | 0.3・0.6 |
300 x 300 | 5・10 | 1・2 | ||||
フレキシブルタイプ | 150 x 150 | 3・5 | 0.2・0.3 | |||
300 x 300 | 3・5 | 0.7・1 | ||||
![]() | 津波避難場所 | 左・右 | ハードタイプ | 150 x 150 | 5・10 | 0.3・0.6 |
300 x 300 | 5・10 | 1・2 | ||||
フレキシブルタイプ | 150 x 150 | 3・5 | 0.2・0.3 | |||
300 x 300 | 3・5 | 0.7・1 | ||||
![]() | 津波避難ビル | 左・右 | ハードタイプ | 150 x 150 | 5・10 | 0.3・0.6 |
300 x 300 | 5・10 | 1・2 | ||||
フレキシブルタイプ | 150 x 150 | 3・5 | 0.2・0.3 | |||
300 x 300 | 3・5 | 0.7・1 | ||||
![]() | 避難所 | 左・右 | ハードタイプ | 150 x 150 | 5・10 | 0.3・0.6 |
300 x 300 | 5・10 | 1・2 | ||||
フレキシブルタイプ | 150 x 150 | 3・5 | 0.2・0.3 | |||
300 x 300 | 3・5 | 0.7・1 | ||||
![]() | 方向矢印 | 左・右 | ハードタイプ | 150 x 150 | 5・10 | 0.3・0.6 |
300 x 300 | 5・10 | 1・2 | ||||
フレキシブルタイプ | 150 x 150 | 3・5 | 0.2・0.3 | |||
300 x 300 | 3・5 | 0.7・1 |
素材の種類
発光性能(蓄光材料のりん光輝度)
JIS Z 9097・9098 蓄光材料のりん光輝度規定値
区分 | 励起停止後、720分後のりん光輝度 |
II類 | 10mcd/m2以上 |
Ⅰ類 | 3mcd/m2以上(10mcd/m2未満) |
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試験方法:試験見本をJIS Z 8703に規定する状態で保管する。その後、JIS Z 8902に規定するキセノンランプを用い、紫外線強度400μW/cm2で60分間照射し、照射を止めた後、20分、60分、120分及び720分後のりん光輝度を測定。
アルシオール サインプレート 発光性能データ
図記号の大きさ
耐久性能
JIS Z 9096 の要求性能(16項目)
1. りん光材料の昼間の色 | 5. 耐燃性 | 9. りん光材料のりん光輝度 | 13. 曲げ強度 |
2. 耐候性 | 6. 耐湿性 | 10. 粘着力 | 14. すべり抵抗 |
3. 耐衝撃性 | 7. 耐ふき取り性 | 11. 耐摩耗性 | 15. 凍結融解性 |
4. 耐水性 | 8. 表面印刷の付着性 | 12. 耐薬品性 | 16. 耐汚染性 |
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なぜ蓄光材料が有効か
蓄光材とソーラーシステムの比較
ソーラーシステムの問題 | 蓄光材料の長所 ※ |
直射日光が当たらないと蓄電しない(曇りや雨の日が数日続くと機能しない=避難に死角が生じる) | 紫外線を吸収して発光するため、晴天・曇天・雨天など天候に左右されることなく確実に発光する。 |
メンテナンスが必要(定期的に蓄電池やランプの交換やパネルの掃除が必要) | 蓄電池やランプが使用されていないため、メンテナンスが一切不要。 |
ライフサイクルコストが高い(イニシャルコスト高+維持管理費) | ライフサイクルコストが低い(イニシャルコスト低+維持管理費が不要) |
故障や破損、メンテナンス不足等により全く機能しないリスクがある。 | 部品の取り替えやメンテナンスが不要なため、確実に機能する。 |
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※JIS Z 9096・9097・9098に完全適合している場合です。