蓄光製品アベイラスアルシオール

蓄光・夜光・蛍光の違い

蓄光

照明や太陽光などが放つ光（主に紫外線）エネルギーを蓄え、周囲が暗くなったときに自発光する現象のことを指します。

夜光

発光物質を刺激する刺激（放射性）物質を使用することで、外部からのエネルギーを受けずに自発光する現象を指します。

蛍光

紫外線等の電磁波エネルギーを吸収し電子が励起し、その電子が基底状態に戻る際に異なった電磁波を発生させる現象のことを指します。

蓄光材が光るしくみ

■ 蓄光のメカニズム

太陽光やLED、蛍光灯に含まれる紫外線を吸収し蓄え、暗くなると自発光する素材です。
夜間や停電時の暗闇において安心・安全を提供し、迅速な避難を可能とします。

■ 蓄光材が光るための必要条件

屋外では太陽光が終日当たらない日陰や雨天、曇天時でも一定以上の照度（50ルクス程度）があれば蓄光します。
窓の無い階段室や倉庫内で常時照明を消している場合や、オレンジや赤色波長領域のみの照明では、ほとんど蓄光しません。

■ 蓄光顔料について　

弊社アルシオール製品にはアルミン酸ストロンチウム（SrAI2O4）系の蓄光顔料を使用しています。
放射性物質を全く使用せず、高輝度に長時間発光する安全かつ高性能な蓄光材料です。

性能試験評価項目

■ JIS Z 9096 蓄光材料の耐久性能に関する評価項目

りん光材料の昼間の色

耐候性

耐衝撃性

耐水性

耐燃性

耐湿性

耐ふき取り性

表面印刷の付着性

りん光材料のりん光輝度

粘着性

耐摩耗性

耐薬品性

曲げ強度

すべり抵抗

凍結融解性

耐汚染性

16項目完全適合品になります。

耐久性試験の最重要項目である赤枠内の項目は、
各試験の後に行われるりん光度試験にも全て完全適合しています。

特に、耐久性に直結する耐摩耗試験JIS A 1451【試験方法はこちら】に適合している蓄光製品は現状ではアベイラスのみです。
この試験は一般財団法人建材試験センターでのみ実施しています。
一般財団法人日本塗料検査協会等の試験機関では実施していません。

■ JIS Z 9097・JIS Z 9098 りん光輝度 Ⅱ類適合品

12時間後の発光性能：10mcd/㎡以上

JIS規格の準拠試験で24時間以上（最長42時間）の輝度保持能力が実証されています。